「バットマンとキャットウーマンが結婚!?」ざっくり高速レビュー バットマン#33


ブログを書くのは好きなんですよ。しかしクオリティー求めると書くのが大変で困る。

そこで今回から始めるのがこのざっくり高速レビュー。

 アメコミの新刊をざっくりと、かつどのブログよりもできるだけ早くレビューします。

あくまでざっくりなので内容が無いのはご愛嬌。また、発売されてまもない作品は著作権的な問題が発生する恐れがあるので画像も最低限使わず、DCがプレビューで発表しているものぐらいにしますのでご了承ください。

そして一番気を付けてほしいこと、この企画は思いっきりネタバレを含みます。もし誤って読んでしまったとしてもたぶんジャパネットが保障してくれると思うので安心してください(んなわけないので間違ってもジャパネットに電話しないでください)

そんなわけで今日の作品はバットマン#33。2017年10月18日に発売されたばかりの新刊です。


今回の内容に入る前に、まず皆さんに重大な発表があります。それは

バットマン、キャットウーマンと結婚しまーす



そうなんです、なんとバットマン結婚するんですよ。で、一体なんでそうなったか目が点の皆さんに時間を今年の4月から5月に刊行されたフラッシュ誌とのクロスオーバー、「ザ・ボタン」に戻しましょう(本当はもう少し前から遡った方がいいとは思うんですが、とりあえずここまで遡っておきます)

このストーリーの中でバットマンはフラッシュポイント世界のバットマン、すなわち父であるトーマス・ウェインと遭遇。そこでトーマスから「バットマンなんてやめて家庭を大切に自分の人生を生きてくれ」というメッセージを受け取ります。

そのことがきっかけでブルースのバットマンに対する考えに変化が生じ始めます

(実はブルースがトーマスになったのはバットマンの精神的に弱らせるためにDr.マンハッタンが仕組んだ陰謀だったのでありました)


そしてバットマン#24ブルースはキャットウーマンにプロポーズ

しかし答えを聞く前にブルースはセリーナに伝えなければならないことがありました。それはかつてバットマンが犯した失敗、ゴッサムで起きたジョーカーとリドラーの街ぐるみでの戦争でした。


この戦争はバットマンを殺すためにジョーカーと組もうとしたリドラーがジョーカーに殺されかけたことをきっかけに始まり、大量の死傷者を出す結果となりました。まだ若かったバットマンはこの戦争を防ぎきれなかったのです。


そしてバットマンが最も悔やんでいたこと、それは戦争の最後にバットマン自身がリドラーを殺そうとしてしまったことでした。それは決して誰かにそそのかされたのではなく、洗脳されたわけでもなく、バットマンが冷静に判断して本気で殺そうとしたものだったのです(そしてあろうことかそれを止めたのはジョーカーなのでした)

自分は決して誇れる人間ではない。それでも自分を愛してくれるか?そのブルースの告白にセリーナは涙を流しながらこう返しました。「そんなの誰が気にするの?」かつてエルスワールドでしか実現しなかった婚約がついに実現した瞬間でした。

このジョーカーとリドラーの戦争、そしてセリーナへの求婚への回答はバットマン#25~#32にかけて行われた「ウォー・オブ・ジョークス&リドルズ」というアークで描かれています。ヴィランとバットマンの戦い、幾度となく繰り返されてきたお決まりのパターンとは一味も二味も違う、歴史に残るであろう作品です。

さらに今作ではこれまでC級ヴィランだったカイトマンの悲しすぎる過去が明らかになり、読者全員を鬱状態にしてからの、バットマン#31

「うぉおおおおおおおおおおおおおヘルイェアァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」


と叫びたくなるほどの感動を生んだ作品でもあります。



一気にメジャーヴィラン化したカイトマンの姿を目に焼き付けて下さい。最後まで読んだあなたはきっとこう言うはずです。
「カイトマン!ヘルイェア!」

…というわけで、だいぶ前置きが長くなってしまったのですがいよいよ本題に入りましょう。バットマン#33、タイトルは「婚約のルール パート1」です。


まず読者の前に現れたのは一面の砂漠。ここはKHADYM、世界から切り離されジャスティスリーグからも見捨てられた国。そこにはバットマンとキャットウーマンの姿が。彼等はある場所へ向かっていた…(どうでもいいですがこの格好BvSのナイトメアバットマンを意識してるんでしょうか)


一方その頃、ウェイン邸には現ロビンでバットマンの息子(ダミアン・ウェイン)、自立した元ロビンとヴィジランテになって帰ってきた元ロビン(ナイトウィングことディックグレイソンとレッドフードことジェイソン・トッド)、そしてロビン的な役割でありながらロビンではない人(シグナルことデューク・トーマス)の姿が


彼等の元に現れたアルフレッドは4人に語りかける
 
KHADYMへ不法な任務に出掛ける前、ブルース様はブルース様は私がこのことを皆様にお伝えするのを望んでおられませんでしたしかし私は皆様があの方の現在の状態を査定することは重要だと判断いたしました

これを聞いた4人はまだブルースが隠していたことかあったのかと、半分冗談を言いつつ落ち着いている様子。

しかしその次のアルフレッドの一言で場の空気は一転する。

「ブルース様はミス・カイルに求婚なさり、彼女はお受け入れになりました」

これを聞いた一同は茫然。ようやく口を開いたダミアンの第一声は「一体今何て言ったんだ!?

時を同じくしてバットマン達はとある洞窟の入り口に到着。入り口には1人の大男、彼はジャスティスリーグによって任命された彼は砂漠の守護者であり、主人の目でヒーローにもヴィランにもなる傭兵のような存在。本来ならばたとえどれだけの金を積まれても誰も入れてはいけないと命令されている彼だが、バットマンは例外。しかしキャットウーマンは洞窟に入れないかと思いきや、女性だからと甘く見たせいかあっさりキャットウーマンにやられて彼女も中へ。

一方ウェイン邸ではアルフレッドの元に1本の電話が。電話の主は「クラーク様」すなわちスーパーマン。彼はKHADYMで進入禁止なはずの洞窟への違法な侵入があったことに対し、緊急出動をしようとしており、何故ブルースが応答しないのかを問い合わせてきていた。

ここまで着いてきた現地の諜報員に、ルールを破って中に入ってしまった以上、このままでは国連なども動き、逮捕も免れないと自身の行動の危険性を忠告されるバットマン、しかし彼はそんなことは気にすることもなく、彼は奥へと進んで行く

ウェイン邸では元ロビンであるジェイソンが現在のブルースのパートナーであるデュークを責めていた。デュークがバットマンの暗い側面を照らす役割を果たさなかったせいで、バットマンがヴィランにプロポーズし、今回のような結果を生んでしまったのだと主張するジェイソンに対し、「暗い側面を照らす?いやいや、あんただってロビンだった頃死んでからヴィジランテになって帰ってきてるじゃないか!それに俺はロビンじゃない!」と反論するデューク。これはごもっとも。

(先程も書きましたが、デュークはバットマンのサイドキックであるものの、バットマンの「今までとはやり方を変える」という考えでロビンにはなっていません。現時点ではまだコードネームすら持っていませんが、今後「シグナル」と名乗ることになることが予告されています)

そしてデュークはダミアンを見ながらこう付け加える。今のロビンは彼だ!」

それを聞いたダミアンは「トーマスの言う通りだ。俺俺がロビンだこいつはこいつは俺の俺の責任だ」と泣き崩れてしまうそしてすかさず寄り添うディック。
 
ダミアンも強がってるけどやっぱりまだまだ子供なんですねここが魅力的!

そしてダミアンはディックに寄り添われながら話を続ける
 
「俺は父さんが何故KHADYMへ行こうと思ったのか知ってる父さんは結婚する前にあの人に…KHADYM…KHADYMにはあの人が潜伏してるんだ

その頃、KHADYMのどこかで一人の女性の元に部下から報告が入る。「報告がありました。バットマンがKHADYM入りしたとのことです」

それを聞いた彼女は部下にこう告げた。「分かったわ。剣の準備をして」

そこにいた人物、それはダミアンの母にしてバットマン最愛の人の1人、ラーズアルグールの娘「タリア・アル・グール」だったのである!

というところで今回の話は終わります。

いやー!まさかタリアが出てくるとは嬉しい!

いや、これは本当に分かってますよライターのトム・キングは!

だって考えてみてください。グラント・モリソンによる数年に渡ったバットマンサーガにおいてタリアはバットマンと壮絶な戦いを繰り広げ、互いに愛していながらも愛すことのできない宿命を背負いながら命を落としたんですよ?

モリソンサーガを読んだあなたなら!いや、そうでなくても誰だってこう思うはずです。「え?くっつく相手間違ってない?ダミアン可哀想過ぎない?」と!


息子の母親はどうしたんじゃい!キャットウーマンとの婚約が明らかになってから僕はずっとモヤモヤしてたんです。しかしトム・キングは忘れてなかった。ちゃんと分かってた!バットマン最愛の人を忘れてなかった!結婚するならそりゃタリアが出てこなきゃ駄目ですよ!本当に流石としか言い様が無いですよ

…いや、ちょっと待て、何でタリア生きてるんや!と思った方もいるかもなのですが、最近始まった「ダークナイツ・メタル」でいつの間にか生き返ってました。僕の記憶ではダミアンが生き返った時はまだ棺桶に眠っていたはずだったんですが、いつの間にそれともアメコミ恒例のひょっこり生き返ったパターンなのか
:追記 どうやらリバース後のティーンタイタンズ誌や、それ以前のコミックに既に出てきていたようです。知識不足で申し訳ない…とにかくちゃんと生き返ってた(?)ということですね。
いずれにせよ、タリアを出してきた時点で僕はもう大満足。今後結果がどうなるにしろ、これまでのモヤモヤは解消されました!

そして今作で印象的だったのはロビン達の反応ですね。ダミアンが泣いちゃったらすかさず寄り添うディックは流石です。ダミアンとのコンビが長かっただけのことはあります。そしてジェイソンツンデレ過ぎませんか?レッドフードになっておきながら、「バットマンの暗い側面を照らなきゃ駄目だろ!」ってどれだけブルースと対立しても心の中ではやっぱり大好きなんですね最高だなぁこれ

ところで今色々あってレッドロビンことティム・ドレイクは囚われてるんですが(詳しいことはググってね!) 帰って来てバットマンが結婚してたらどう思うんでしょうか早く反応が見たい
 

彼等ロビンがブルースのこの決断をどう受け止めていくのか、こちらも目が離せません!

…はい、そんなわけでいかがでしたでしょうか。バットマン#33。


ざっくりと高速でザ・ボタン辺りから紹介してきましたが、こんな感じで今後もやる気が出たらやっていく予定ですので、宜しければ今後ともお付き合い頂ければ幸いです。

ところで気になる次回、バットマン#342週間後に発売予定です。皆さんもここから読んでみたらいかがでしょうか。


今回紹介したザ・ボタンは最近単行本化されました。ブリスターさんとかヴァースさんとかでももう入荷されてるみたいですのでご興味があれば是非。最近邦訳された「DCユニバース:リバース」の続編と言っていい内容ですし、今年11月から始まるDC vsウォッチメンといっても過言ではない「ドゥームズデイ・クロック」にも直結します。


また、この#33を含め、リバース後のバットマン誌は全てライター「トム・キング」が担当しており、話が繋がっています。最近このバットマン誌の第1巻が発売されましたのでこちらも是非。ついでに第2巻の邦訳も予約受付中です。
原書ですが1巻と2巻をまとめたデラックスエディションもありますよ。

ちなみに原書ですが、単行本第3巻はもう発売されてます。邦訳が待てない人方、こちらもどうぞ。



さらに最近「オールスター・バットマン:ワースト・エネミー」の邦訳版が発売されました。この記事にも出てきたデューク・トーマスも出てきますので宜しければ。
それからAmazonリンクを貼ってる最中に見つけました。クソカッコいいリバース後のバットマンフィギュア達です。これは絶対買いますわ。皆様にもシェアします。

なんだかNHKの料理番組の最後みたいな感じになっちゃいましたが、一先ずこれにて筆を置きたいと思います!

ではまた次回(があれば)お会いしましょう!


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