バットマンvsスーパーマン ストーリー予想 『ダークサイドの陰謀とバットマンの目的』

※この記事は旧サイトにて2016年3月23日(バットマンvsスーパーマンの公開前日)に投稿したものです。

どうも!SATDANです!

さて、今回はいよいよ公開が迫ったバットマンvsスーパーマンのストーリーについて、ある疑惑が僕の中で浮かんだので、それについてご紹介するとともに、ストーリーの予想をしていきたいと思います。
その疑惑とはズバリ・・・・・・

『今作にダークサイドが関与している説』です!!!!!!


は?と思った皆さんも、ほう、と思った皆さんもいると思いますので、これからその根拠を述べていきたいと思いますが、
その前に・・・

そもそもダークサイドって何?
と思われた方もいると思うので、ざっくりとダークサイドについて解説致します。

ダークサイドとは、いわばDC世界におけるラスボス的な位置にいるキャラクターです。(フォースの暗黒面と関係はありませんwちなみに今回紹介するダークサイドのスペルは“DARKSEID”です。)

彼は惑星アポカリプスを独裁する王であり、ニューゴッズ(ややこしいので簡単に説明すると、DC世界で生き続ける現世の神々です。彼らはありとあらゆる並行世界に干渉でき、すさまじい力を持ちます。)の一員でもあります。

原作では、地球人の心の中に隠されている『アンチライフ方程式』を解き明かして世界を支配しようとしたり、クリプトン最後の息子であるスーパーマンを葬るために、たびたび地球侵略を目論み、そのたびにジャスティスリーグやそのほかのヒーローたちと闘いを繰り広げてきました。
バットマンも彼との闘いの中で死亡(正確には過去へと飛ばされ人間爆弾に改造された)した経歴があります。

最近はダークサイドウォーで再び地球へとやってきました。彼のオメガビームはどこまでも敵を追い回し、必殺技のオメガサンクションをくらったものは、「死よりも恐ろしい生」を味わうと言われています。彼はまさにDC世界最強のヴィランの一人なのです。

ざっくりと紹介したところで、ここからは何故本作にダークサイドが絡んでくるのか、その根拠を述べていきたいと思います。実はこれまで公開されている物の中に、彼の関与を思わせるシーンがいくつかがあるのです。

まずはこちらの画像をご覧ください。


これは公開3日前に公式から発表された画像ですが、まず注目していただきたいのは地面に書かれたオメガ(Ω)マークです。

実はΩマークはダークサイドの代名詞ともいえるマークで、いわばバットマンやスーパーマンのロゴのようなものなのです。このマークがあることから、少なくとも彼に関係する何かがあることが予想されます。



次に気になるのは予告編のこのシーン。

ここに映っているバットマンを襲う羽根の生えた“何か”が重要です。


一見MCUに登場するファルコンのようなスーツを着ているようにも見えますが、実はダークサイドの直属部隊である『パラデーモンズ』はこの生命体によく似ています。


彼らはダークサイドの完全なる下僕であるため、彼の指示でしか動くことはありません。つまり、もしこれがパラデーモンズだとすれば、彼らがダークサイドの指示のもと地球にやって来ていることになります。

では彼らが地球へやって来た目的は何か。ズバリそれは『スーパーマンの支配』ではないでしょうか?

実は原作において、ダークサイドは数回に渡り、スーパーマンを洗脳し、自分の物にしようと企んできました。彼にとって惑星クリプトン最後の生き残りであるスーパーマンは大いなる力を持つため、最大の脅威なのです。(最近ではあらゆる並行世界のスーパーマンを殺して、スーパーマン達の死体から悪のスーパーマンを作り出していました)今作でもダークサイドは同じようにスーパーマンを服従させようとしていてもおかしくありません。そのためスーパーマンが悪に染まった理由は、恐らくダークサイドに洗脳されてしまっているためと考えられます。

さらにこの説を深めていくとバットマンの本当の目的も明らかになってきます。

予告編において、スーパーマンがバットマンのマスクを剥がすシーンがあります。



このシーンのバットマンは何故かアーマーを着ていません。スーパーマンと対峙する事が分かっているにもかかわらず、これでは自殺行為です。しかし、ここでのバットマンの目的が、スーパーマンと戦うことではなく、『洗脳されているスーパーマンを救出すること』だと考えると、どうでしょうか?
実は先に書いたようにスーパーマンがダークサイドの手に落ちた場合、大抵バットマンが彼を救出しているのです!今作も同じように戦うのではなく、彼を助けようとしているのなら、バットマンの狙いはスーパーマンではなく、その背後にある彼の洗脳を解くための何かということになります。そうだとすれば、アーマーを着て来なかったのも説明がつきます。

ええ、分かっています。皆さんの言いたいことは。「二人は敵対していたんじゃないの?」と思っているのでしょう。
しかし、物語には時系列と言うものがあります。これまでに公開されていた予告編が、バットマンとスーパーマンの三回の対峙をごちゃ混ぜにしたものだったとすれば、これまでの全てが繋がり、物語の全体像が見えてくるのです。

僕の予想する三回の対峙、そして今作のシナリオはこうです。

まずバットマンとスーパーマンの最初の対峙は、バットマンがアーマーを着てスーパーマンと戦うあのシーンです。ここではまだスーパーは悪に染まっていません。バットマンは彼を一方的に敵視していて、彼をただの暴徒だと思ったスーパーマンは彼にボコボコにされてしまいます。
このとき、世間から非難されていたスーパーマンはバットマンに負けたことでさらに精神的に追い詰められ、そこにダークサイドの干渉があってスーパーマンは洗脳され、悪に染まります。
しかし、ダークサイドは言わばラスボスです。そう簡単に表には出てきません。彼はあくまで首謀者であり、実行犯は別にいると考えられます。
そこで登場するのがレックス・ルーサーです!


彼が協力者だと思われる理由は二つ。まず、彼がクリプトナイト(爆発したクリプトンの破片で、この物質から出される光を浴びるとスーパーマンの力は無くなってしまいます。ちなみに人間も長時間浴びると癌になります)を持っていたことです。クリプトナイトは隕石として地球に降り注いでいるため、入手は可能ですが、それがスーパーマンの弱点であることは現時点でのDCフィルムユニバースにおいてはスーパーマン本人ですら知らない事実です。彼は一体どこでそれを知ったのでしょうか?言うまでもなく、ダークサイドその人でしょう。




さらに彼はゾッド将軍の遺体からドゥームズデイを造り出していましたが、そもそもクリプトン人は地球人ではないため人間とは勝手が違うはずです。とても地球の科学だけで造ったとは考えられませが、ダークサイドが技術を与えたのなら説明がつきます。
おそらくルーサーは表向きにはアメリカ政府に協力しているのでしょう。アメリカ政府にとって、バットマンは危険分子ですし、スーパーマンは人類の敵です。始末したいと考えても何ら不思議はありません。スーパーマンの彼女であるロイス・レーンの父は米軍の大佐です。予告編にはルーサーがロイスと話すシーンがあり、そこで遺体の提供を求めたのでしょう。




そしてドゥームズデイを造り、二人を始末して政府に借りを作れば今後悪事を働いてもある程度は許されることになります。

さらに、今作のルーサーはレックス本人ではなく、レックスルーサーJr.だと明かされています。もし前作「マン・オブス・ティール」でのスーパーマンとゾッドの戦いで父親であるレックスが犠牲になったのだとしたら、そもそも個人的にスーパーマンを恨んでいる可能性もあります。

さて、話を戻しましょう。ボコボコのスーパーマンの元に現れたルーサーはクリプトナイトでスーパーマンを抵抗できなくし、ダークサイドから教わった何らかの方法でスーパーマンを悪に染めたのでしょう。

そしてその後、スーパーマンが完全に悪となり、ルーサーの計画に気づいたバットマンは自分を責めて(ナイーブな性格ですから当然)彼の救出を試みます。
レックスコープは大企業ですからウェインテックとの繋がりもあるでしょうし、当然ルーサーの人柄も知っているでしょうから、お馴染みの推理力で簡単に見抜いたに違いありません。バットマンの執事であるアルフレッドは元々スーパーマンを擁護していましたし、それもあって、スーパーマンが敵でないと気づいたのでしょう。

そして二度目の対峙、先に書いた予告編がまさにそれです。スーパーマンに捕まったバットマンは何とかしてスーパーマンの洗脳を解くことに成功します。

そして街に帰ってきたスーパーマンはバットマンと共にルーサーを捕まえようとします。これが三度目の対峙です。しかし、ルーサーはドゥームズデイを完成させており、二人を殺そうとします。


そしてそこにワンダーウーマンも現れ、DCビッグ3による最終決戦が始まるわけです。その後ワンダーウーマンとバットマンは接触し、バットマンが正体をつかもうとするところで逃げられてしまうのではないでしょうか。


以上のような流れで話が進めば、スーパーマンとバットマンの間には友情が生まれ、さらにダークサイドの存在がちらついたことで来年公開の「ジャスティスリーグpart1」へ繋がる架け橋が出来ることになります。
このように話が進み、最後は絆を深めて終わるのではないでしょうか?

さて、ここまでダークサイドへの手掛かりを元にストーリーを予想してきましたが、いかがだったでしょうか?僕自身、今作への期待は大きく、この日を待ち望んでいました。スクリーンで今作を見届けるのが今からとても楽しみです。

それではまたお会いしましょう!

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